| 10月4日(水)No.2 縄文杉トレッキング(つづき) |
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なぜ、手すりがあったりなかったりするのだろう?
一度でも誰かが落ちた場所には、手すりがつくのだろうか?
あまり感じないけれど、かなりの高さがあったりするのだ。
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上流から巨岩が転がる川。
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杉を伐採していた最盛期には、ここにも村があり、多くの子供達が学んでいた。
昭和41年に閉校となったらしい。
ちょっと寂しい・・・。
帰りにここを通ったとき、校庭にはヤクシカの姿があった。
荒川登山道から、ここまで約1時間。2.6km。
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雨が本格的になってきた。
まだ1/4しか来ていないのに。
暑いのをガマンして、レインウェアを着こむ。
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トロッコ道は、まだまだ続く。
この辺りから、線路の間に板が渡されていて、歩くのが楽にはなる。
けれど、単調で帰りは眠くなる。
小杉谷からトロッコ道が終わる大株歩道入り口まで、約2時間弱。5.5km。
でも、このトレッキングの本番は、大株歩道から先の山道。
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大株歩道は、とてつもなく険しかった。
山道と時々木の階段。この急勾配の階段がクセモノ。上を見上げてしまうと、涙が出るほど長い。
上は見ず、目の前の階段を一段一段踏みしめる。
途中にも、大きな杉はあったけれど、立ち止まれるときは休まなければならない、この老体。
若者とガイドさんは、すたすた上っていくため、休める時間は一番少ない、情けない私・・・。
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ウィルソン株に到着。
大きな杉の切り株で、中に入ると畳9畳分くらいの広さがある。
小さな祠があったけれど、お財布を出す元気もなく・・・ごめんなさい。
この先も厳しい登り。
特に階段が苦手です。
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やっと世界自然遺産登録地域に入る。
ここまでの杉林は、植林のため、認定されないのだという。
雨でカメラが曇り、さらに疲れから手が震え、フォーカスがままならず・・・。
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ウィルソン株を過ぎた先で、昼食タイム。
大雨だけれど、ガイドさんは雨をしのぐグッズを持っている。
暖かいお味噌汁をいただいて、疲れを癒す。
ここで荷物は置いて、身軽になって縄文杉へと向かう。
お腹がいっぱいになって、気持ちを一心して向かえるはずだった・・・が、事件はここで起きた。
昼食後の出発早々、整備された木道の端っこは、コケが生えていて雨に濡れると滑りやすい。
既に縄文杉から下りて来る人がいて、端っこによけたとたん、体が宙に浮いた。そしてフリーフォール。
ちょうど木道の角に立とうとしていた私は、その角を両足で挟み込むように落下。
ひっくり返ることはなかったけれど、左足の膝から太ももを大強打。右足のすねも強打。
一瞬、息も出来ないくらいに強烈な痛みが走った。
どうやって、木道に戻ったかは覚えていない。『まだ歩けるか?』の質問に、『絶対に行く!』と答えたことだけ、
はっきりと覚えている。これで、私のド根性精神のスイッチオン。
何があっても、縄文杉に会ってやる!という、執念が生まれた。
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夫婦杉。
杉の途中の枝がつながっている。
こうやってつながるということは、本当は兄弟ということらしいが、夢がある夫婦杉で。
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これこれ、乙事主に似ている木。
タタリ神になりはじめた乙事主にそっくり。
サンが取り込まれちゃうんだよね〜。と、話したら、誰もついてきてくれなかった。チッ
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トロッコ道が終わった大株歩道から、 約2時間(途中の休憩含まず)。2.5km。
この道のりは、トロッコ道の長い道のりの何倍も辛かった。
縄文杉を見るためのデッキに上がる最後の階段では、一切上を向かず、上りきってから縄文杉と対面した。
『来て良かった・・・』
ここまでたどり着く間にも、雄大な杉は多くあった。
けれど、縄文杉には神が宿っているような、何かが違うように感じた。
私達のガイドさんは、縄文杉とのご対面に時間の制限を設けなかった。
こんな苦労して上ってきたのに、10分もいないで下りていくグループがある中で、私達は体が冷え切るまで、
縄文杉と対話することが出来た。
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縄文杉に、いつかまた会いに来ます・・・と、心の中で挨拶をして、山を下り始める。
下りは上りよりも、足腰が辛い。さらに、先ほどの打ち身が階段を歩くたびにビンビン響く。
でも、また同じ道を下りて行かなければならない。これが辛いのだ・・・。
厳しい山道を下りながら、トロッコ道にたどり着いたときには、心からホッとした。
しかしながら、ここからまだ数時間、淡々とトロッコ道を歩かなければならないのだ。
もっと、体力をつけなければ・・・。
今日も尾之間温泉で疲れを癒す。
途中のトイレでも軽く見てすぐに封印した打ち身を観察。すごい・・・。
この状態でよく歩けたと、自分を褒めてあげた。
これ、温めてはいけないのではないか?とは思いつつ、疲れた体を熱めのお湯でゆっくり癒す。
宿に帰ってから打ち身を見せたら、皆に驚かれた。
そして、なんだか元気な自分に驚いた。きっと、木々にパワーをもらったに違いない。
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これが問題の打ち身。
自宅に帰り着いてから撮影したので、1日たっている状態。
かなり気持ちが悪い・・・。
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