* * * * * 2006 神秘の島 屋久島へ No.6 * * * * *

2006年10月

もののけ姫が生まれた島 屋久島への旅

10月4日(水)No.2 縄文杉トレッキング(つづき)
トロッコ道の橋

なぜ、手すりがあったりなかったりするのだろう?
一度でも誰かが落ちた場所には、手すりがつくのだろうか?
あまり感じないけれど、かなりの高さがあったりするのだ。

小杉谷

上流から巨岩が転がる川。

小杉谷小・中学校跡

杉を伐採していた最盛期には、ここにも村があり、多くの子供達が学んでいた。
昭和41年に閉校となったらしい。
ちょっと寂しい・・・。
帰りにここを通ったとき、校庭にはヤクシカの姿があった。

荒川登山道から、ここまで約1時間。2.6km。

雨が・・・

雨が本格的になってきた。
まだ1/4しか来ていないのに。

暑いのをガマンして、レインウェアを着こむ。

まだまだ続くトロッコ道

トロッコ道は、まだまだ続く。
この辺りから、線路の間に板が渡されていて、歩くのが楽にはなる。
けれど、単調で帰りは眠くなる。

小杉谷からトロッコ道が終わる大株歩道入り口まで、約2時間弱。5.5km。
でも、このトレッキングの本番は、大株歩道から先の山道。

大株歩道は、とてつもなく険しかった。
山道と時々木の階段。この急勾配の階段がクセモノ。上を見上げてしまうと、涙が出るほど長い。
上は見ず、目の前の階段を一段一段踏みしめる。

途中にも、大きな杉はあったけれど、立ち止まれるときは休まなければならない、この老体。
若者とガイドさんは、すたすた上っていくため、休める時間は一番少ない、情けない私・・・。

ウィルソン株

ウィルソン株に到着。
大きな杉の切り株で、中に入ると畳9畳分くらいの広さがある。
小さな祠があったけれど、お財布を出す元気もなく・・・ごめんなさい。

この先も厳しい登り。
特に階段が苦手です。

世界遺産

やっと世界自然遺産登録地域に入る。
ここまでの杉林は、植林のため、認定されないのだという。

雨でカメラが曇り、さらに疲れから手が震え、フォーカスがままならず・・・。

ウィルソン株を過ぎた先で、昼食タイム。
大雨だけれど、ガイドさんは雨をしのぐグッズを持っている。
暖かいお味噌汁をいただいて、疲れを癒す。

ここで荷物は置いて、身軽になって縄文杉へと向かう。
お腹がいっぱいになって、気持ちを一心して向かえるはずだった・・・が、事件はここで起きた。
昼食後の出発早々、整備された木道の端っこは、コケが生えていて雨に濡れると滑りやすい。
既に縄文杉から下りて来る人がいて、端っこによけたとたん、体が宙に浮いた。そしてフリーフォール。
ちょうど木道の角に立とうとしていた私は、その角を両足で挟み込むように落下。
ひっくり返ることはなかったけれど、左足の膝から太ももを大強打。右足のすねも強打。
一瞬、息も出来ないくらいに強烈な痛みが走った。
どうやって、木道に戻ったかは覚えていない。『まだ歩けるか?』の質問に、『絶対に行く!』と答えたことだけ、 はっきりと覚えている。これで、私のド根性精神のスイッチオン。
何があっても、縄文杉に会ってやる!という、執念が生まれた。

夫婦杉

夫婦杉。
杉の途中の枝がつながっている。
こうやってつながるということは、本当は兄弟ということらしいが、夢がある夫婦杉で。

乙事主

これこれ、乙事主に似ている木。
タタリ神になりはじめた乙事主にそっくり。
サンが取り込まれちゃうんだよね〜。と、話したら、誰もついてきてくれなかった。チッ

縄文杉

トロッコ道が終わった大株歩道から、
約2時間(途中の休憩含まず)。2.5km。
この道のりは、トロッコ道の長い道のりの何倍も辛かった。
縄文杉を見るためのデッキに上がる最後の階段では、一切上を向かず、上りきってから縄文杉と対面した。

『来て良かった・・・』

ここまでたどり着く間にも、雄大な杉は多くあった。
けれど、縄文杉には神が宿っているような、何かが違うように感じた。
私達のガイドさんは、縄文杉とのご対面に時間の制限を設けなかった。
こんな苦労して上ってきたのに、10分もいないで下りていくグループがある中で、私達は体が冷え切るまで、 縄文杉と対話することが出来た。

縄文杉に、いつかまた会いに来ます・・・と、心の中で挨拶をして、山を下り始める。
下りは上りよりも、足腰が辛い。さらに、先ほどの打ち身が階段を歩くたびにビンビン響く。
でも、また同じ道を下りて行かなければならない。これが辛いのだ・・・。
厳しい山道を下りながら、トロッコ道にたどり着いたときには、心からホッとした。
しかしながら、ここからまだ数時間、淡々とトロッコ道を歩かなければならないのだ。
もっと、体力をつけなければ・・・。

今日も尾之間温泉で疲れを癒す。
途中のトイレでも軽く見てすぐに封印した打ち身を観察。すごい・・・。
この状態でよく歩けたと、自分を褒めてあげた。
これ、温めてはいけないのではないか?とは思いつつ、疲れた体を熱めのお湯でゆっくり癒す。
宿に帰ってから打ち身を見せたら、皆に驚かれた。
そして、なんだか元気な自分に驚いた。きっと、木々にパワーをもらったに違いない。

打ち身

これが問題の打ち身。
自宅に帰り着いてから撮影したので、1日たっている状態。
かなり気持ちが悪い・・・。

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