第7章 さいごに
今になっても、安楽死を選んだことを悔やむことがあります。
もしかしたら、しばらくたったら回復したのではないだろうか…。
いくつもの治療・手術を受け、辛い思いもさせてしまって、
これ以上の苦しみを与えてまで生き続ける意味があるのだろうか…。
でも、安楽死を決断したのは、私がもうこれ以上看病を続けるのは辛すぎると思っていたからかもしれません。
この答えは、一生出ないと思います。
今コロは、自宅から近い動物霊園の共同墓地で眠っています。
コロ専用のお墓を立ててあげるか迷ったのですが、何よりも一人ぼっちが嫌いだったので、
仲間がいた方がいいかな?と思う、私の勝手な考えからです。
コロが亡くなってから、既に3年半もの月日が流れ、今ではポンチという新しい家族もいます。
コロはやきもち焼きだったから、ポンチに対して嫉妬しているかもと思うこともありますが、
コロはリビングの家族が一番よく見える所からいつも眺めています。いつでもコロはみんなと一緒です…。
このコロとの想い出は病気との戦いの記録のようになってしまいました。
現に病院に通わない月はなかったでしょう。
でも、もちろん楽しい想い出もたくさん残して行ってくれました。
どんなに遅く帰ってきてもコロだけは必ず玄関でお出迎えをしてくれました。
ご飯を食べるときはいつも隣に座っていました。コロは私達家族といつも一緒でした。
たった7年半しか一緒にいなかったのに、家族の中で一番の存在です。
家族全員大人になって会話も少なくなってきた私達にとって、コロはいつも話題の中心になってくれました。
コロ、楽しい想い出をありがとう。もう痛みをこらえることはないからね。
ゆっくりと休んでください。
絶対に忘れないからね。 さようなら。
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